これから株を始めたいと思ったとき、
どんな銘柄を選定したら良いか悩みますよね。
私も株を始めた初心者の時、選び方が分からず、
何を基準にすれば良いか、わからず困った経験があります。
結局、分からないので、何となく良さそうというだけで選んでいました。
色々な本を見ると、ポイントが書いてありますが、必要そうな所がたくさん
あるように感じ、結局重要な点が分からず混乱してしまいます。
すべてを把握してトレードするのでは、いつまでたっても株が購入できず、
時間がかかりすぎるので、ある程度ポイントを押さえていたら
選び方がわかります。
株を購入するからには、利益を出したいと思いますよね。
そのためには、これから成長する株を安く買いたいですね。
今回は、株を選ぶために最低限チェックしたいポイントをお伝えします。
会社の規模を時価総額でチェックしよう
時価総額とは:会社の企業価値を評価したものです
企業銘柄の時価総額は、「上場株式数×株価=時価総額」で求められます。
時価総額が高い会社ほど、企業価値が大きい(企業価値が高い)という事になります。
株価より、時価総額が幾らかが会社を判断するために必要で、
投資したいと思う会社の規模を、まずはチェックしましょう。
時価総額が大きい会社はしっかりしていて、わりと倒れにくいという長所があります。
しかし、成熟している会社なので、一気に何倍かの価値に上がる事は難しく、
じわじわ上がるというイメージです。
逆に小さい企業については、ベンチャーとして期待され、
うまく伸ばせば、数倍の価値に上がる事があります。
しかし、会社がまだしっかりしていないというイメージです。
ハイリスクリターンを狙うか、健全に配当を狙うかの違いになります。
基準としては、100億を超える会社は大企業、未満はベンチャーとして、私は分けています。
PERで割安株か割高株か確認しよう
PERは「株価収益率」と言って、割安株か割高株かを見極める指標になります。
PERの目安として、日経平均からいくと、12~15倍あたりが標準でしょう。
しかし注意が必要です。
PERが低い会社は、割安でお得とは限らないし、
高いからといって、割高とは言い切れません。
PERが低いという事は、業績が悪化している会社
の場合、購入すべきではありません。
逆に高いという事でも、更に伸びる可能性がある会社も存在します。
20倍や30倍といった会社でも、利益が何倍にもなるようであれば、
割安ですし、さらに高くなる事もあります。
その為、PERだけで判断することは控え、業績や将来性も検討する様にしましょう。
まとめ
- 株を選ぶときは株価の数字にあまり意味はない
- それより時価総額、PERが重要
- 将来性や業績も合わせてチェックしよう
株を選ぶ時にまだ確認しておきたい点があり、決算書があります。
次回、決算書の何を見たら良いのか説明します。