ちょっとした事で怒る人、しかも大した事ではないのにいつまでも怒鳴り散らす人、
あなたの周りに、そんな迷惑な人いませんか?
会社の上司だったり、家庭の妻や夫だったり。
私の場合、相手がしょーもない事で怒られると、相手に対し腹が立ちます。
特にしつこく言われると、イライラが募ってきます。
恐らく、相手にとって気に障る事があったので怒りをぶつけられているのだと
思いますが、相手の怒りが理解できないという事もあります。
何かある度にキレる人と、相手しているとこちらもメンタルが弱ってきます。
いったいそのような人は、どんな思考をしているのでしょうか。
すぐキレる人の考えを理解する事で、少しはこちらも気持ちが楽になるかも
しれません。
すぐ怒る人は脳が未発達である
キレやすい人は、脳の最前部分にある「前頭前野が未発達である」事が原因の1つの様です。
脳は使わなければ発達しません。
小さい頃から、我慢する事や、抑制する事が少ないと未発達になる様です。
前頭前野は、物事の全体を把握し、理性を司ります。
感情や欲望をコントロールする働きがある場所です。
前頭前野は情動のコントロールに関与しています。
そのため、前頭前野が損傷を受けると、情動のコントロールが効かなくなります。・攻撃性
活動や人に対しての敵意や攻撃性を示します。・欲求不満
課題遂行において頑張ったり、頑張ったができない時などに、興奮したり耐えられなく様子が確認されることがあります。
言語的、感情的、身体的に表現されることがあります。・易怒的
苛立ち、焦り、怒りなどがすぐに出てしまう状態です。・不安定
情緒不安定な状態です(感情失禁)。
不適切に泣いたり笑ったりします。・不穏
不安や苛立ちなどにより、落ち着きがなく動き回ったり、待つことができない、体の一部を絶えず動かしたり(貧乏ゆすり)、物をトントンと叩いているかもしれません。
脳を使わなければ、未発達のままです。
本人には自覚はないと思います。
怒りの発生メカニズムは、
新皮質に刺激が入る事で、ノルアドレナリンが分泌されます。
ノルアドレナリンが分泌されると、興奮し、怒りが発生します。
ノルアドレナリンは戦うホルモンで、長期的に体にはよくありません。
怒りというものは、コントロールできます。
怒りを感じたとき、知的な人であれば、「見返す為に、自分を向上させよう」などと、
自分の能力を増やす方向に力を入れます。
「あいつの足を引っ張ってやる」「仕返ししてやる」という様な人は、姑息な人で、
知的ではないと言えます。
怒りを他人にぶつけても、だれも得をしませんよね。
知性がある人には理解できるので、自分をコントロールできます。
長期に渡り怒りを蓄積させている人は、自分のためにも良くありません。
ストレスが貯まると、脳が萎縮しますし、恨みに変わったりします。
怒りやすい人で、その怒りを人にぶつけてくる様な人は、知能が低いのでしょう。